番外編 染め直しでリサイクル!使わない帯と帯揚げをまとめて

この度の台風被害にあわれた方に心よりお見舞い申し上げます。

さて、東京の中央区は雨風はすごかったものの、対策をして家で待機の時間が続いたので、使っていない、あるいは使えない帯や帯揚げをまとめて家で染めた。一応before→afterになっている。左から、先日表参道のちぇらうなぼるた で帯を購入したときにfreeで持ってきていいワゴンからいただいてきたもの。汗ジミのようなものがついていて、そのままで一度締めたのだが、これは薄く作ったローズピンクに青を数滴加えた染料で。もともと黄色っぽかったので、茜色っぽく。実は帯揚げの下から二番目と同じ染料。生地や時間によって、色が違ってくる。

左から二番目の 続きを読む

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10月第二週の仕事着 2点目 ~台風らしい

週後半は、台風の行方に怯えながらの営業。店のすぐ目の前で毎年行われる人形市も中止。方々で影響が出ているが、何事もないことを祈るばかり。

着物 : 雨に合わせて、ウールの単衣。母がつい数年前まで散々着ていたもの。直さずに着ているので、ギリギリの長さでそのまま着ている。裄も当然短めなので、今日は手を伸ばす時にちょっと注意。ウールのこういう粋な柄、江戸っぽいなぁと思うのだけれど、最近ウールの普段着がなかなかない。

帯 : 帯も母のお下がり。着物の色に、帯の葉っぱの色がぴったりだと思って合わせたけれど、若干地味なので、帯締めをキリッとさせることに。私はこの組み合わせは初めてだけど、母はどうだったかな。忘れてしまった。名古屋帯だったものを、切って付け帯に変えてある。 続きを読む

10月第二週の仕事着 ~寒暖差に対応。おまけで帯のリメイク

今回の着物に関係ないが、週末に夏帯を染めた。夏帯は汗でシミができやすい。クリーム色の夏帯がシミがひどくて、洗いに出してもあまり落ちなかったので、シミ抜きに出すくらいなら、染めてみようってことで、ユザワヤに行って染料を購入。後半でその帯をちらっと。

着物 : 月曜は涼しいのに、火曜は30度になると言われる中での着物選び。風を通した方がきもちがいいので、結城紬の単衣で対応する。浅草橋の問屋さん、丸中の売り出しで格安で購入した反物。濃紺は大好き。

帯 : 暑くなるようなら、帯は芯が入っていないものがいい。銀座、灯屋2で購入したリサイクル帯。

こういうきつい縞は意外と帯締めが難しい。シマシマに帯締めが一本縞の邪魔をする。よく使うのは、同系色であまり目立たないもの。ただ、またしても帯締めの衣替えを忘れ、同系色がなかったのだ。今回は爽やかに水色。 続きを読む

10月第一週の仕事着 2点目 ~薄い単衣から

10月だというのが信じられない日々。暑さが続くので薄めの生地から探す。そして19日には店でのイベント「乙女文楽」なので、その日の着物を考えながら選んだ。

着物 : 浅草橋の問屋の丸中さんで購入した紬。ピンクと藤色のぼかしが夏の夕方の空の色みたい。子供のころ、屋根の上から夕暮れの空をよく見ていた。というのも自分の部屋というものがなかったし、家の中は家族だけではなく店の人、親戚、近所の人など、まさに出入り自由で、一人になる場所は、屋根の上ぐらいのものだった。で、少し落ち込んだ時のことを懐かしく思い出したりする。

帯 : ちゃんと帯の衣替えは済ませたのだけれど、さすがにこの暑さで、 続きを読む

10月第一週の仕事着 ~明るくにぎやかに

今週から半襟を替え、夏を強制的に終わらせた。日中は三十度近くなり、かなり迷ったけれど、着てみたら、それほどでもなく、ようやく秋だなと。

着物 : 人形町にあるマルシバという問屋さんで購入。縮緬の万筋。江戸小紋の万筋は大好きな柄だけれど、こういうのは汚れが目立って仕事向きではない。畳にこぼれている水滴などに気づかず、座ってしまって、膝下に一滴のシミができたのだ。

帯 : 帯と小物類の衣替えをわすれているので、年中出しっ放しの中から。叔母にお下がりでもらった名古屋帯。叔母はほぼ未使用でくれたので、もらった当初は硬くて結びにくかったが、最近ようやくこなれて来た。白っぽい地に、五色の柄は合わせやすくて万能。 続きを読む

9月第四週の仕事着 2点目 ~地味な着物にする

金曜に芸者衆が入るお席があり、やはり夏物という訳にはいかないし、地味な色にまとめたいし、ということで、我慢の単衣。

着物 : 人形町の問屋さんで購入した安い紬の反物。冬っぽい色だけれど単衣に仕立てたのは正解で、秋が深まっても仕事中は暑いので、冬っぽい単衣も助かる。もう10月で、暦なら袷になろうかというこの時期に! そういえば、半襟も変えなくてはいけない。夏物の襦袢でもしんどいのに、さすがに来週すぐに夏物をやめられるのだろうか。そのまま夏物を着てしまおうか。

帯 : 控えめに。絽の帯だと芯があって、着物がただでさえ暑いので、芯のない帯で、あまり涼しげじゃないものを選んだ。 続きを読む

9月第四週の仕事着 2点目 ~白が続く

去年から叔母にもらったサマーウールが加わって、増えていたのが幸い。季節はずれに暑い時は、こんなに便利なものはない。ただ、新潟のほうで、このサマーウールを作っていた会社がなくなってしまったそうで、今年はいつもお世話になる呉服屋さんに探してもらって、なんとか手に入れた。でも、以前買った時より高くなっていて、残念。

着物 : これは叔母にもらったお下がり。仕立ててそのまましまっていたみたいで、風呂敷の中に、端切れと一緒にしまわれていた。おかげでお端折りに布を足して、私のサイズに仕立て直す時に、その端切れが利用できて、助かった。麻の葉柄はとても好き。

帯 : サマーウールばかり着ていて、白っぽい着物が続き、先週から帯の印象を変えることばかり考えている。なので今回は麻の暖簾で作った付け帯。暖簾といっても、別の叔母がどこかから買ってきた生地で作ったもの。さわやかな青が使いやすい。 続きを読む

9月第三週の仕事着 2点目 ~白っぽい着物が続いたので

いまさら薄物に戻すのも憚られ、かといって、着物を変えた木曜はとても忙しい日だったので、涼しい着物でないと耐えられない!と思って選んだ。

着物 : 叔母からお下がりでもらった単衣。これは何という生地なのか、夏大島みたいなシャリ感。叔母はほぼ着たことがないらしいが、放置していたので、ちょっと日焼けしたようなところがある。これはお端折りの部分に別布を足して、長くしてもらった。大好きな着物。

帯 : 前半も白っぽい着物で、今回もなので、帯で雰囲気を変える。別の叔母からお下がりでもらった薄ピンクの絽の名古屋帯。夏帯は特に日焼けと汗染みで、こういう無地は汚れがち。叔母も、いい部分だけ何かに使って、といってくれたのだけれど、いい色で、もったいないから仕事着に。ただ、驚くほど硬い芯が入っていて、締めにくい。シミがでないように、畳ジワがでないように、と考えると大変結びにくいのだ。母からは、芯を抜いて入れ替えるか、切って付け帯にするか、と提案された。硬い芯は結びにくいけれど、薄い絽の生地なので、硬い方が形はきっちりする。なので、時間のある時につけ帯にしてもらうことにした。 続きを読む

9月第三週の仕事着 ~1001回目の投稿は難しい時期の小千谷

なんと、1001回目! 

10月休明け火曜は割と暑かったが、水曜は25度を切るらしい、というなかでの着物選び。

着物 : 人形町の立花屋さんで購入した小千谷縮。薄グレーに五色の筋が細く入っている。普段は3日間か2日間、同じ着物なのだが、小千谷縮は褄のところがめくれたまま癖がつくので、2日着たら取り換えることにしている。なので三連休明けの今回はピッタリ。しかも薄い色の小千谷縮は透け感があまりないから、こういう時期にはもってこい。ただ、袖口内側の汚れは付きやすいから注意している。

帯 : お下がりでもらった紬の着物をほどいて仕立ててもらった付け帯。黒い帯はあまり好みではないが、紬は柔らかい色でわりといい。 続きを読む

9月第二週の仕事着 2点目 ~秋到来

週後半に入り、気温も湿度も秋らしくなった。料理はすっかり秋で、秋刀魚やら柿やら、栗、菊などを使い、月にみたてたり紅葉をイメージさせたりしているのに、それを出す自分が夏の格好って! と。本当ならもう単衣のはずだけれど、仕事着はまだ、薄物でごまかす。週前半は浴衣だったんだから、これでも少し、季節を進めた。

着物 : 今シーズン2度目のサマーウール。お茶のお稽古にも着た。赤みのある帯に似合う着物、ということで、これを選んだ。白は涼しげだけれど、こういう薄い色の方が透け感が目立たなくてごまかすにはいい。

帯 : 褪せた感じの柔らかい赤に、青楓。秋口はこの帯に助けられる。お茶のお稽古の時に 続きを読む

番外編 10月のイベントご案内「乙女文楽 傾城阿波の鳴門」

登録有形文化財 よし梅芳町亭の「日本文化に親しむ会」、次回は10月19日に「乙女文楽 傾城阿波の鳴門」を上演します。

乙女文楽は普通の分楽と同じ人形に、細工を施し、通常3人で一体の人形を扱うところを、女性一人で動かせるように工夫されたもの。女性ならではの繊細な動き、息遣いまで感じるほどの近さ、竹本越孝さん、鶴澤寛也さんによる生演奏、上演前には寛也さんによるわかりやすい演目解説や、終演後にご規模の方に実際の人形を装着していただく体験コーナーなど、盛りだくさん。

夜の第二部はあいにくお食事付き席が満席ですが、昼に行う第一部はお食事付き席も鑑賞のみのお席もまだ余裕がございます。

お申し込みはよし梅Facebookの個別メッセージか、電話03-3668-4069にお願いします。

9月第二週の仕事着 ~台風一過は暑すぎる

着物 : 浴衣。今回は暑いから浴衣だけれど、あまり浴衣っぽくないもので、少し秋を意識。それにはあまり強い色じゃないほうがいいと思って、これを選んだ。柄もススキだし。秋口まで浴衣を着ることを考えたら、今年買った白地の浴衣でなく、もっと浴衣っぽくないものを買うべきだったかも、少し悩む。

帯 : 人形町の裏通りにあったながもち屋さんのセールで15000円という破格値だった。こういう白地に柄がはいるパターンは汎用性が高い。夏帯は汗でどうしたってシミになるので、お手頃価格を常に探す。最近では薄物でなく浴衣でごまかす日も増えているので、浴衣に 続きを読む

菊の節句のお茶のお稽古着 ~薄物にするか、単衣にするか

重陽の節句だというのに台風の影響で、猛暑。涼しくてもあまり涼しげでないもの、などと考えていたのだけれど、この暑さ。サマーウールで涼しげなものにした。

着物 : ポーラと呼ばれるサマーウール。昔は安くて丈夫で皺になりにくいと重宝されたようだが、いまでは製造するところがなく、希少な民芸品として、それなりの価格になった。これはずっと以前に立花屋さんで購入したもの。

帯 : インドのサリーの端切れを2000円で購入。母に付け帯に仕立ててもらった。サリーの端の線を垂れの部分に出し、あえてサリーの感じを残した。こういう天然色の生地は、外国のものでも着物にはよく合う。紺や 続きを読む

9月第一週の仕事着 2点目 ~秋だけれど薄物に戻す

水曜に一気に気温が下がり、週後半はまた気温が上がるといっていたけれど、さすがに浴衣はないだろうということで、うすものに。というか、本来なら、いや昔なら9月からは単衣のはずなのに、そんなことはもう諦めた。

着物 : 人形町の立花屋さんで母が気に入って購入してくれた絽。これを着はじめてから、この柄の素敵さを知った。先日、問屋のマルシバさんのファミリーセールに行って、たくさん見せてもらったのだが、空いていたし、古くからのお知り合いの方も多かったので、あれもこれも、広げて体にあてて見せてくれた。反物をちょっと広げて見るのと、全身にあてて見るのとでは、やはり印象が変わる。この着物も仕立て上がって、すごく気に入った一枚。だからやっぱり買う時に、ちゃんと足元まで出して、鏡で見たいところだけれど、なかなか言えず、やってもらったら買わずに出て来られなさそうな気になってしまう。 続きを読む

9月第一週の仕事着 ~しつこく浴衣で

今週も暑さに負けた。

本来なら薄物から単衣に変える時期なのに、浴衣。

着物 : 先週着ようと思っていた白地の浴衣。昨年までお願いしていたクリーニング屋さんがおやめになって、新しいところに変えたので、今、その方と浴衣の糊付け具合を調整中。前は結構しっかり目にのりづけしてもらっていて、袂に腕を通す時に、パリパリ音がするくらいに硬かった。今度のクリーニング屋さんから、もう少し柔らかい方が着やすいのでは?とご提案あり、いろいろ試している。今回のこの浴衣は試した中でも、一番柔らか仕上げ。確かに着やすいけれど、白地は 続きを読む