2019年、年内最後の仕事着は、江戸の女将さんらしく、黒の格子柄でしめくくることに。今年は約30年ぶりに12月23日が平日になって、予約の入り具合もちょっと変わった気もする師走となった。
着物 : 紬の黒。数年前に八掛を渋い水色に変えてから、さらに好きになった着物。黒の着物に水色というのは、歌舞伎などを観に行っても、衣装でよく使われている。そんな粋な組み合わせが好きだ。
帯 : 縮緬の付け帯。買ってから数年。本当によく使った。柄の大きさ、色、いいところを集めている帯なのだ。でも使い過ぎて擦れて、3回ほど仕立て直して、いまは別布と合わせて付け帯になっている。今回はもっと渋い帯を合わせたい気分だったけれど、一年の最後が余り暗いのも良くないなと思って、明るいこの帯に。 続きを読む